
仕事に家庭、健康状態、人間関係など、私たちの暮らしは「ストレス」に溢れています。つまり人生における見えない敵は「ストレス」です。ストレスは容赦なく私たちの肉体(身体)や、脳や、心を傷つけ、病気にまでなることがあります。
そこで、このストレス社会に生きるあなたに本当に必要なのは「からだ(肉体・身体)そして“マインド(思考・脳)”をポジティブなエネルギーで満たされた状態(フルネス)」にすることのできるテクニックなのです。
そこで、マインド(思考・脳)を“生命エネルギー(気)”で満たされた状態(フルネス)にすることのできる“マインドフルネス”の鍛錬、そして、肉体や身体を“生命エネルギー(気)”で満たされた状態(フルネス)にすることのできる“気功”の鍛錬を融合して創造されたトレーニング法が「マインドフルネス気功」です。
これらは、今、我々一般の健康法としてだけではなく、病気の治療や、競争や利益を追い求める企業の人材育成や、また大学などの教育部門、そして軍事、宇宙などの科学部門でも取り入れられているのです。

マインドフルネスとは、元々禅や瞑想法などの“気のトレーニング”から取り入れ創られたものです。元来“気のトレーニングの呼吸法や瞑想”にストレスを軽減する効果がある事は、経験的に知られていました。そこで、思想としての禅や瞑想法の中のテクニック(鍛錬)の部分だけを取り出し“ストレス軽減法”として、また“マインド(心・脳)の強化法”として創られたのがこのマインドフルネスです。
「マインドフルネス」とは、日本語では“意念”という言葉があてはめられますが、“今、ここにある、自分”に心を向けている状態の事であり、極限の集中力と深いリラクゼーションが共存する独特な感覚の事です。
言い換えるなら意識集中や無念無想、そして気づきや覚醒を起こさせる訓練です。
今のあるがままの心の状態に心を向けることによって、今の自分の気持ちや考えに気づかせたり、明確にさせたりする効果があります。それによって心に安定をもたらし、今、自分が何に苦しんでいるのか、何が心の中を占有しているのかを教えてくれ、困っていることや気になっている事に過度にとらわれることなく、そこに良し悪しの判断を持ち込まず“今、ここにある、自分”のあるがままの状態を受け入れることです。
このマインドフルネスを繰り返すうちに、脳はスッキリと整理され、からだや心のストレスが取り除かれ、本当の自分と向き合う事ができ、他にはない直観やひらめきが生まれたりするのです。

人間をはじめ生命あるものすべては、宇宙や自然から得られる“生命エネルギー”である“気”によって支えられ生きているのです。人間に“命”があるということは、からだや心にその生命エネルギー(気)を吸収したり、循環させたり、充実させたりしながら生きているということです。
この生命エネルギーを肉体や身体に取り入れたり、循環させたり、充実させたりする鍛錬が「気功」です。
私たちのからだは、この「生命エネルギーを吸収し蓄積する“エネルギーの場”」を持っています。そのエネルギー場を介して宇宙や自然のエネルギーを吸収し、その“情報”や“メッセージ”を読み取りながら、その生命エネルギーと同調して生きているのです。
そして、この生命エネルギーが宿り、その場の持つ“機能(働き)”を引き出し秘められた“能力”を開花させられる“生命エネルギーが集積し充填される場”は、昔から「丹田」と呼ばれており、我々は現代的に分かりやすく、これを「エネルギースポット」と呼んでいます。
あなたもすでに、生まれながら、このエネルギースポット(丹田)という潜在する“能力の源”が備わっており、そこを活性化し開発することによって、誰でもその人本来の“秘められた能力”を開発することができるのです。